テレワーク・テクノロジーズ株式会社は、2020年3月19日より街中の空席などユニークなスポットを集めた多拠点型コワーキングスペース「Telework Space(テレワークスペース)」の施設事前登録を受付開始いたします。

 営業時間中に席を余らせている施設は、空席を瞬時に“コワーキングスペース”として登録することが出来、ユーザー(テレワーク会社員、フリーランスなど)はオフィスでも自宅でもないユニークな多拠点型のスペースを利用することができます。
 事前登録に参加いただける施設は、週に1回以上、1回に4時間以上、4席以上、空席を登録いただくことが条件になります。

(例)カフェが月火水の朝9:00から11:30までと、18:00から21:00までを、4席ずつ登録

 曜日固定ではなく、空席が出たタイミングで都度アプリをONに稼働させても大丈夫ですし、あらかじめ提供時間を登録しておくことも可能です。

Telework Space想定している施設イメージ
・1週間に1回以上、1回4時間以上、4席以上を提供できる
・カフェ、レストランなどのアイドル時間
・大きめに借りてしまったIT企業のオフィス
・集客コストを下げたいコワーキングスペー
・空席時間帯の長いホテルラウンジ
・日中稼働率3割のカラオケ店
・その他、営業中の空席全般

1.サービス開始の背景
Telework Space(1)働く場所が変わってきている
 東京オリンピックを契機に、オフィスに出社しない働き方テレワーク(リモートワーク)に注目が集まりました。そして、それは新型コロナウイルスの影響で一気に広がり、実際にテレワークを導入してみたら「思ったよりも大丈夫だった」という声が多く聞こえてきました。朝起きて満員電車でみんな同じオフィスに出社する、そんな半世紀以上続いた“当たり前”が変革されるタイミングにあります。

(2)誰もが自宅で仕事できるわけではない
 その上で問題として浮上したことが「家でさぼっていないか。寝てるんじゃないか。(会社側)」「自宅だと集中できない(社員側)」という生産性の点になります。

・オフィスでも自宅でも高パフォーマンスを出せる方
・オフィスでは仕事できるが、自宅だと生産性が落ちる方
・オフィスでも自宅でも仕事しない方

 自宅には、ベッド、ソファー、Netflix、ねこ、赤ちゃんなど、誘惑や仕事を妨げる要因がたくさんありますので、毎日8時間在宅ワークというのは、通勤なしで高まった生産性をそのまま捨てているようなものです。

(3)時間帯によって生じる空席の有効活用
 こんな経験はありませんか?

 “昼過ぎにどこかカフェに入って打ち合わせの内容をまとめたいけれどどこもいっぱいで。ようやく入れたカフェも混雑していて後から来る人が立ったままドリンクを持って席を探していて、40分もいるとすごく気まずい思いをした。”

  一方で、歩いていると街中には同じ時間帯に空席の店舗もたくさんあります。お店に行く前に、空席がある店舗だけが“X席空き”と表示され、しかも、電源とWi-Fiが100%完備、そんなお店が地図上に表示されるアプリを作っています。

Telework Spaceデモ動画:https://www.youtube.com/watch?v=bM9WRCLxzT0

2.施設側(ホスト)のメリット
(1)集客コストの削減
 例えばグルメ情報サイトであれば月額1万円から5万円の掲載料を支払って情報を掲載することになりますが、Telework Spaceは初期費用も掲載料も0円です。完全に無料でお店を掲載するだけではなく実際にユーザーがコワーキングスペース利用として店舗に来店します。一度店内に入るということは、お店の存在を認知させられるということです。

 利用ユーザーは1回限りの観光客ではなく自宅やオフィスなど生活動線が近くにある方ですから、そのままお店のお客様として定着する可能性も高いと考えています。

(2)初期費用、月額利用料、クーポン発行、すべて0円
 時間制のコワーキングスペースとなりますので、来店時にユーザーがチェックイン画面を提示した際にチェックイン「OK」を押してあげてください。同様に、ユーザーが帰る際にチェックアウト画面が提示されますのでチェックアウト「OK」を押していただきます。お店での支払いの手間もありません。

 Telework SpaceのアプリはLINE内で動作するアプリとして作っていますので、チェックイン/チェックアウト時にユーザーはLINEで情報を受け取ります。チェックイン時にはWi-Fiのパスワードや電源の位置などが、チェックアウト時にはその店舗のクーポンが発行されます。

 クーポンの内容はお店側で決めることが可能です。お店のPRをしたり、本日中の来店でビール無料など販促に使ったり。人が足りないIT企業はWantedlyのURL付きで求人に使ったりする事も可能です。

(3)コワーキングスペース運営収入
 掲載無料、クーポン発行無料と、空席を活用して良い事だらけですがさらに、Telework Space利用時の利用料総額の50%は施設側へ振り込まれます。ユーザーが1000円使うと500円が振り込まれるということです。

Telework Space3.ユーザー側(ゲスト)のメリット
(1)オフィスでも自宅でもないワークスペース
 テレワーク、リモートワークと呼ばれるオフィスに出社しないワークスタイルですが、テレワーク(リモートワーク)が進むにつれて、在宅ワークだけでは生産性は下がるということがわかってきました。

 オフィスでも自宅でもない、そして大きなターミナル駅まで行かなくても自宅の近所にあるような、そんな新しい多拠点型のワークスペース体験がうまれます。

(2)低価格設定
 月額500円プラス1時間500円(1日2000円で打ち切り)の都度プラン、月額2,980円の無料枠10時間プラン、月額4980円の無料枠40時間プラン、月額9,980円の使い放題プランなど、コワーキングスペースの半額以下での提供を予定しております。

 事前に連携させたクレジットカードでの自動精算となりますが、もちろん、法人契約も可能です。請求書での合算請求などご相談ください。

Telework Space(3)多拠点使い放題
 コワーキングスペースは、契約した1施設しか利用できません。
 カフェはたくさんありますが、混雑しており仕事をするのは40分が限界でしょう。
 TeleworkSpaceなら、電源Wi-Fi完備で多拠点使い放題、アプリには空席だけが表示されます。

 都内だけでなく加盟した施設全店舗全国の拠点で利用できますので、出張の多い方や、気分転換の旅先でもOK。世界中の空港ラウンジを使い放題のプライオリティーパスの街中版とも言えるかもしれません。旅するように仕事しましょう!

4.施設側(ホスト)の事前登録開始
事前登録はこちらから:https://telewor.com/

 サービスの正式開始を6月20日と予定しておりますが、サービス開始時点で100拠点の施設登録を目指しております。23区内以外は10拠点以上集まった時点でサービス開始とします(全国対応)ので、ご近所の店舗さんもお誘いの上ご登録ください。

 カフェ、レストラン、カラオケ、コワーキングスペース、ビジネスホテルラウンジ、その他、営業時間中に空席がある施設さまからのご相談をお待ちしております。

 登録にかかる初期費用、月額料金などは一切ありません。

 利用料は時間に応じてTelework Spaceが徴収しますが、利用時間中に食事やドリンクなど有料メニューなどを利用した売り上げは100%店舗の売り上げとしてその場でご精算ください。店舗ではお水やコーヒなど無料提要ドリンクをあらかじめ設定することが可能です。

5.ユーザー事前登録情報はLINEにて配信。スポットのリクエスト受け付けも開始
 ユーザーの事前登録受付は1ヶ月後になりますので、興味のある方はまずは公式LINEへご登録してお待ちください。https://lin.ee/2fuGlwp

 6月20日のサービス開始に伴い、先に施設を集めてから後日ユーザー事前登録を進めますので、現段階では「このあたりにスポットが欲しい!」というユーザーからのリクエストをLINEで受け付けます。
 GoogleMapなどの地図サービスでスポットが欲しい地点を中心にしてスクリーンショットを撮影し、LINEでお送りください。
 「渋谷」と言っても広いので、ピンポイントで地図で表示いただければと思っております。
 リクエストは1人何回でもOKです。
 リクエストを送っていただけた方には、週に1回程度サービス開発や施設の登録状況についてご報告いたしますので、ユーザーの事前登録を開始したらすぐに登録することが可能です。